昔読んでいた本を読み返して

学生時代に読んでいた本を本棚の奥から発掘して読み返すと、思う事があります。ミステリの本なのでトリックも犯人も薄っすらと覚えているのですが、齢を重ねたせいか人物の心理状態などの捉え方が当時と違っているなと分かります。当時は何気なくそんなものなんだと思っていた事も今だと感慨深く捉えて犯人に対する感情が変わっている事に気付きました。そのせいか初めて読む作品のように思えて夢中になって読んでしまいます。本というものはいいものです、その世界に入り込んでしまえばずっと浸っていられます。自分では到底体験できないような事が書かれていても、その作品の登場人物のように思ったり感じたり自分も体験したかのように捉える事ができます。さすがに血生臭い描写をそのまま思い浮かべるのはできませんが、自分がその事件の第一発見者だったらどんな反応をするだろう、と想像しながら読むのはやはり楽しいです。探偵が犯人を追い詰めるシーンはドキドキするし格好いいとも思います。そういう世界に入り込める本をもっとたくさん読んでいきたいと心から思います。激安だからと言って品質が悪いわけではありません

昔読んでいた本を読み返して